日系2社、15年上期の国際線旅客は9%増、利用率は3ポイント増
▽9月の旅客数は6.8%増、NHが3ヶ月連続でJL超え

9月単月の運航実績では、2社合計の国際線旅客数は6.8%増の133万6566人となった。ASKが6.7%増だったのに対し、RPKが9.1%増と上回り、利用率は1.7ポイント増の77.4%となった。
2社を比べると、旅客数はJLが1.2%増の66万5754人、NHが13.1%増の67万812人と、3ヶ月連続でNHがJLを上回った。利用率については、JLはASKが1.2%増、RPKが4.6%増となった結果、2.6ポイント増の80.2%に。NHはASKが12.2%増、RPKが13.7%増となった結果、1.0ポイント増の74.9%となった。
方面別では、JLの旅客数は上期と同様に東南アジアが7.2%増の25万7503人と最も多かった。前年からの伸び率が最も大きかったのは太平洋の8.4%増で、旅客数は17万9192人。欧州は1.0%増の6万1120人だった。利用率が最も増加したのはグアムで、8.0ポイント増の89.2%。そのほか東南アジアが7.2ポイント増の77.8%、中国が3.0ポイント増の67.1%などとなった。
NHの旅客数は、北米・ホノルルが15.0%増の16万2478人、アジアが14.3%増の43万8899人、欧州が2.3%増の6万9435人と、上期と同じく全方面で増加。利用率については、欧州が3.5ポイント増の82.4%と最も高く、次いで北米・ホノルルが1.9ポイント減の75.6%、アジアが3.1ポイント増の71.2%となった。