チリ、9月16日、チリ中部沖にて発生した地震の影響について‐続報2
現地時間2015年9月16日(水) 夜に発生したチリ中部沖を震源とする地震に関し、一夜明けた9月17日(木)の最新状況を以下にお知らせいたします。
■ 最新の被害状況 (現地9月17日現在)
* コキンボ州、バルパライソ市など海岸に近い場所では、波によって横転している自動車や漁船が目立ちます。
* 死者は11人にのぼりました。
* 被災地では非常事態宣言が発令され、政府・軍が対応しております。
* 現在も約70,000世帯にて停電が続いております。
* 津波の発生により、コキンボ州では4.5メートルの波が陸地70mのところまで押し寄せましたが、迅速な避難命令により被害を最小限にとどめることができたと、現場を視察したバチェレ大統領がコメントしております。
* サンチアゴ北部280kmに位置するコキノボの港・イジャペル(ILLAPEL)、
サンチアゴから430kmに位置するトンゴイでは、
波によって約100棟の海の家や海岸線の屋台、レストランが流されました。
* サンチアゴ北部130kmに位置するコンコンでは、波が陸地約500mのところまで押し寄せ、床上浸水の被害が発生しております。
なおチリ観光局の発表によると、ほぼ全ての観光地が平常通り営業しております。
特に、サンチアゴ、バルパライソ、ワイナリーなどでは被害がなく、観光も平常通り行われております。
アトファガスタ、アタカマ、パタゴニアなども平常通りです。
該当する地域にご滞在中の方、またご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会