京都市内観光にオープントップバス、10月から2コースで
京阪バスと明星観光バスは10月1日から、2階建てオープントップバスを利用した定期観光バス「スカイバス京都」の共同運行を開始する。関係各所に許可申請中だ。バスは日の丸自動車興業が所有する「スカイバス」を利用。予約・販売を京阪バスが、運行を明星観光バスが担当する。
「スカイバス」は、日の丸自動車興業が東京で定期観光バスとして運行しており、京都は2都市目となる。ドイツ製で、全長12メートル、高さ3.58メートル、幅2.5メートル。バスは屋根が無いため開放感があり、2階建てバスの高い視線から京都や神社仏閣が立ち並ぶ街並みを観光でき、大きな鳥居を間近に見上げることができるなど、アトラクション感覚で観光が楽しめるという。定員は48名で、このうち乗務員が2名とした。
運行コースは「ぐるっと一周ドライブ」と「ドライブ&金閣寺・清水寺」の2コース。両コースともJR京都駅烏丸口発着で、アテンダントが車中と一部の下車箇所の案内をおこなう。
「ぐるっと一周ドライブ」は1日2便運行する。所要時間は1時間で、西本願寺や二条城、京都御苑、琵琶湖疏水、平安神宮大鳥居、八坂神社、京都国立博物館、三十三間堂、京都タワーなどを車窓観光する。「ドライブ&金閣寺・清水寺」は1日1便運行。約3時間半かけて、西本願寺、二条城、北野天満宮、金閣寺、大徳寺、京都御苑、琵琶湖疏水、平安神宮大鳥居、青蓮院、八坂神社、南座、清水寺、京都タワーをめぐる。金閣寺と清水寺ではバスを降りて観光する。
運行期間は2016年3月18日まで。「ぐるっと一周ドライブ」は大人1800円、小児900円、「ドライブ&金閣寺・清水寺」は大人3000円、小児1600円で提供する。