ジャルパックは8月27日、日本料理の「つまもの」として季節の葉や花などを栽培、出荷、販売する「葉っぱビジネス」で有名な徳島県の上勝町を訪問するツアーを発売した。ウェブサイト限定で販売する。JALグループでは地域コラボレーション企画「JAPAN PROJECT」などで徳島の観光需要の創出などに取り組んできたところ。ジャルパックによると、今回は徳島阿波おどり空港と周辺地域の活性化の一環として、ツアーの造成に至ったという。

　ツアーは羽田／高松間の往復航空券と宿泊、滞在中のレンタカーをセットにしたもの。宿泊は弘法大師ゆかりの湯として知られる月ヶ谷温泉の「月の宿」とした。終日フリータイムだが、ジャルパックではウェブサイトの商品掲載ページで、「葉っぱビジネス」の視察や、地域資源を活かした産業について説明するセミナーなどを紹介。山びこの響きを楽しむ「ヤッホー体験」や上勝町の里山、棚田、集落などをめぐる「ノルディック・ウォーク体験」などの体験素材なども掲載した。

　徳島阿波おどり空港3階の「エアポートラウンジ ヴォルティス」を1度利用できるほか、空港3階の売店「スカイショップしらさぎ」で、上勝町の柑橘類「ゆこう」を使った和風チーズケーキを1名につき1本贈呈する。

　ツアーは1泊2日または2泊3日で、出発日は10月1日から2016年3月31日の一部除外日を除いた毎日。東京発着で、最少催行人員は1名。50名の販売をめざす。