マンダリン、ミラノで開業、18世紀の建造物を改築

  • 2015年7月30日

「マンダリンオリエンタルミラノ」の内観  マンダリンオリエンタルホテルグループは7月30日、ミラノの中心部に「マンダリンオリエンタルミラノ」を開業した。18世紀に建築された4棟の建物を改築したもので、客室数はスイートルーム31室を含む全104室。

 インテリアとデザインは、イタリア人建築家兼デザイナーのアントニオ・チッテリオ氏が担当。現代的なイタリアの要素と、東洋的な雰囲気を調和させたという。料飲施設は、トスカーナ料理の要素を取り入れたダイニング「セタ」と、カジュアルなイタリア料理店「マンダリンバー」の2ヶ所を設置。900平方メートルの広さのスパには、6つのトリートメントルーム、ヘアサロン、屋内温水プール、フィットネススタジオなどを設ける。

 なお、同ホテルでは開業を記念して2種類の宿泊プランを用意。スイートルームに宿泊する「エクスペリエンスミラノ」では、食事かスパに使用できる300ユーロ分のバウチャーを提供する。また、ミラノ万博の開催にちなんだ「テイストオブエキスポ」では、宿泊2泊と、万博への送迎や優先入場パスなどセットにした。