HIS、紛争終結20周年でボスニアツアー-平和とサッカー軸に
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争終結20周年と第2次世界大戦終結70周年を記念したツアー商品「サッカーを通じて平和教育を学ぶ~『過去』を知り、『未来』を考えるボスニア・ヘルツェゴビナ8日間」の販売を開始した。NGOの「サラエヴォ・フットボール・プロジェクト」との共同企画によるもの。
ツアーでは、紛争をテーマにサラエヴォ観光をおこなうほか、民族混成の小学生サッカークラブ「FKクリロ」の関係者との懇親会、イスラム系およびセルビア系クラブの少年たちとの交流、地元の初等学校での平和教育の見学、教師や学生との意見交換などをおこなう。また、サッカー日本代表監督のヴァヒド・ハリルホジッチ氏の故郷であるヤブラニツァを訪問する。
出発日は8月17日で、旅行代金は28万9000円。1人部屋の利用者からは追加代金として3万5000円を徴収する。往復路ともにターキッシュエアラインズ(TK)のエコノミークラスを利用し、食事は朝昼夜で計17食を提供。添乗員は同行しないが、同NGOの代表を務める森田太郎氏が現地で合流する。最少催行人員は15名とする。