フランス観光開発機構（ATF）と日本政府観光局（JNTO）は今秋、東京とパリで交通広告を活用したキャンペーンを実施する予定だ。ATFとJNTOは2013年、観光庁と3者共同で「日仏間観光協力に関する共同声明」に調印しており、今回のキャンペーンは同声明に基づいて実施するもの。

　キャンペーンでは、それぞれの観光名所を対比する形で、2つの広告ビジュアルを制作。デスティネーションの価値の向上と、両国の関係の緊密化をはかる。広告は東京の首都圏交通網とパリのメトロで掲載する予定で、JNTOによると詳細なスケジュールは現在調整中だ。また、ATFやJNTOパリ事務所が発行しているオンラインニュースレターや、ソーシャルメディアを活用し、キャンペーンの認知度の向上もはかる。