関空、15年夏休みの国際線旅客数は過去最高予想、アジア圏が人気
新関西国際空港によると、関西国際空港の夏休み期間(2015年7月17日~8月31日)の国際線旅客数は、226万1700人となる見込みだ。入国管理局が前年同時期の実績を発表していないことから前年比は公表していないが、8月1日から31日までに関しては前年比24%増。新関西国際空港では8月単月が好調に推移していることから、過去最高を記録するとの見通しだ。
出発旅客数は116万4100人で、到着旅客数が109万7500人。出入国のピークは、出発が8月8日で2万9500人、到着が8月16日で2万8800人と予測した。
出発旅客を方面別で見ると、中国が31万3100人で26.9%と最も高いシェアを占めた。次いで台湾が19万1000人で16.4%、韓国が16万7600人で14.4%、東南アジアが15万3900人で13.2%、香港・マカオが14万2600人で12.3%と続き、上位はアジア圏が占めた。
お盆期間(2015年8月7日~8月16日)の国際線旅客数は、前年比22%増の51万1800人で過去最高を記録する見込み。出発旅客は26%増の27万200人、到着旅客が19%増の24万1600人で、ともに過去最高となる予想だ。
方面別の出発旅客数の上位は中国が7万2000人、台湾が4万1600人、東南アジアが4万1200人、韓国が3万7400人。前年からの伸び率では中国が81%増、北米が56%増、香港・マカオが40%増、台湾が30%増と続いた。