名阪近鉄バスはこのほど、総革張りシートの新型車両「浪漫Ⅱ」を2台導入した。

　新車両は4席並びの座席を8列配し全32席。後部にはパウダールームとトイレを備えた化粧室、各席には携帯電話などの充電に便利な100ボルトのコンセントがありWiFiにも対応する。車内専用スリッパ、コーヒーのサービス、除菌イオン発生装置など充実した車内環境を整えている。

　外観は紺を基調にしたゴールドと白で、同社誕生の地である大垣市の花・さつきと木曽川をイメージ。乗務員も同社が定めるSSS制度（SAFETY=安全、SERVICE=おもてなし、SKILL=技術）で上位に選ばれた乗務員が担当する。

　同社では、浪漫Ⅱを利用するVIP輸送、団体チャーターなど、ゆったりとした快適な旅の販売を強化。グループの名阪近鉄旅行でも「カッコーツアー」のワンランク上の日帰りや宿泊の特別ツアーに生かしていく。

（15／07／07）

情報提供：トラベルニュース社