ANAセ、ワンダーアース第10弾、300名の送客めざす
ANAセールスはこのほど、「ANAワンダーアース」第10弾を発売した。今回は海外29コース、国内2コースの計31コースを用意。300名の送客を目標に設定した。
ANAセールスによると、第9弾からウェブサイトやパンフレットを「大自然・絶景に驚く旅」「趣味を極める旅」など目的別に分けて作成。ANAワンダーアースの参加者の平均年齢は65歳だが、趣味を極める旅コースを増やしたことで、40代から50代の参加者が増加。また、ビジネスクラスの利用率も増加しており、現在約7割が同クラスを利用しているという。
海外では、新コースを6種類用意。例えば趣味を極める旅で「幸福のバレリーナ ニーナさんと巡るジョージア8日間」を設定した。バレリーナのニーナ・アナニアシヴィリさんのパフォーマンスを鑑賞するほか、バレエレッスン、食事会などもおこなう。また、昨年のツアー内容をリメイクしたツアーもあり、例えば「神秘の蒼の洞窟を訪れるアイスランド8日間」では、ヴァトナヨークトル氷河の「氷の洞窟」を訪問。チャーターフライトで約1時間、雲の上からオーロラを鑑賞する機会も設けた。
国内では京都と九州の商品を用意。用途は東福寺の「国宝三門 妙雲閣」など非公開の寺社を僧侶の案内付きで拝観。建仁寺の夜間特別貸切や、ミシュラン2ツ星レストランの「祇園ささ木」での夕食をつけた。九州は世界遺産暫定リストに登録された「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」をテーマに設定。専用チャーター船で軍艦島を観光し、グラバー邸名誉園長のブライアン・バークガフニさんの案内で貸切のグラバー園を周るほか、鹿児島では仙厳園なども訪問する。
また、ANAセールスでは参加者限定のフォトコンテストを開催。ツアーで撮影した写真が対象で、応募作品からグランプリ1名、ワンダーアース賞3名を選定。グランプリにはANA旅行券3万円、ワンダーアース賞にはANA旅行券1万円を贈呈する。入賞作品は日本橋ワンダーラウンジのギャラリースペースに掲出する。応募期間は第1回が7月1日から10月31日、第2回が11月1日から16年4月30日とした。