旅行業公取協、14年度規約違反は5件-相談件数は4%減

  • 2015年6月28日

 旅行業公正取引協議会が6月25日の第31回通常総会で発表した2014年度事業報告によると、14年度の会員会社の規約違反措置は5件で前年と同数だった。いずれも不当表示によるもので、措置の内訳は文書注意が4件と口頭注意が1件。

 14年度の相談件数は前年度比4.0%減の620件だった。そのうち会員会社が相談者がだったものは、13.2%減の441件。同会では改正公正競争規約の説明会に注力したことや、9月に改訂版の解説書を会員向けに配布したことを要因として挙げている。