キャセイ、マニラに新ラウンジ開設、敷地面積2倍に

  • 2015年5月13日

ラウンジの全景  キャセイパシフィック航空(CX)はこのほど、マニラのニノイ・アキノ国際空港のターミナル3の4階114番ゲート付近に、ファーストクラスとビジネスクラスの利用者用の「キャセイパシフィック・ラウンジ」を開設した。総床面積は650平方メートルで、ターミナル1に設置されていた旧ラウンジの約2倍。座席数は135席となる。

 窓際には1人掛けの椅子や、照明器具と電源コンセントを備えたサイドテーブルを配置。ビジネス用スペースの「ビューロー」では、iMacやプリンターを用意する。そのほか、ラウンジ内ではWiFiサービスも提供する。

「ザ・ヌードル・バー」で提供する麺料理  CXの空港ラウンジの象徴的存在である「ザ・ヌードル・バー」では、担々麺やワンタン麺などを提供。午前11時までは伝統的なフィリピンの朝食メニューも用意する。また、各種の小皿料理やデザート、アルコール類などを提供するバーも設ける。

 デザインは、昨年12月に羽田に開設したラウンジで初めて導入した、ロンドンのスタジオイルゼによる新デザインを採用。天井と壁面をサクラ材で統一し、床面には石灰石を敷き詰めるなど、天然の資材を多用して温もりを演出したという。また、フィリピン出身アーティストの作品も要所に配置した。