JAL・ANA、GW国内線旅客数は7.9%増、利用率は全方面で増加
日本航空(JL)と全日空(NH)が発表したゴールデンウィーク期間(2015年4月28日~5月6日)の利用実績で、2社合計の旅客数は前年比7.9%増の203万4244人となった。座席数は3.0%減の284万206席と前年を下回った結果、利用率は7.2ポイント増の71.6%に増加した。
企業別では、JLは旅客数が6.7%増の86万9769人、座席数が3.1%減の118万4068席で、利用率は6.7ポイント増の73.5%。また、NHも旅客数が8.8%増の116万4475人、座席数が2.9%減の165万6138席となった結果、利用率は7.6ポイント増の70.3%に増加した。
方面別の旅客数では、JLは全方面で前年から伸長。最も増加したのは北海道で10.2%増、次いで九州が10.0%増、関西が6.9%増となった。NHもほとんどの方面で前年を上回り、北海道が17.5%増、中国・四国が12.6%増と大きく伸長。前年を下回ったのは東北・北陸で3.3%減となった。
利用率に関しては、2社ともに全方面で増加。JLは関西が1位で11.0ポイント増の81.2%。2位は北海道で10.0ポイント増の79.7%、3位は東北・北陸で8.1ポイント増の76.8%となった。NHは沖縄が4.3ポイント増の75.0%と最も高く、東北・北陸が11.3ポイント増の72.3%、関西が7.2ポイント増の71.4%と続いた。