中部、新社長に友添氏内定、4代連続のトヨタ出身者

  • 2015年5月2日

中部国際空港社長に内定した友添雅直氏 中部国際空港はこのほど、次期の代表取締役社長にトヨタ自動車の完全子会社である、トヨタモーターセールス&マーケティング代表取締役社長の友添雅直氏が内定したと発表した。同空港の社長にトヨタ自動車の出身者が就任するのは、初代の平野幸久氏から数えて4代連続となる。6月24日に開催予定の株主総会とその後の取締役会、国土交通大臣の承認を経て正式決定する。2009年に豊田通商副社長から就任した現社長の川上博氏は、相談役に就任する。

 友添雅直氏は1954年の61歳。77年にトヨタ自動車販売(現トヨタ自動車)に入社し、米国トヨタ自動車販売などを経て、2011年に同社専務役員およびトヨタモーターノースアメリカ上級副社長に就任し、12年から現職を務めている。