主要50社、2月の海外旅行は3.9%減-i.JTBやエアーリンクが好調
観光庁が取りまとめた2015年2月の主要旅行会社50社の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比6.9%減の1611億3324万円となった。観光庁によると、特に欧州方面の落ち込みが著しいという。募集型企画旅行は取扱額が8.7%減の479億2379万円、取扱人数が12.5%減の29万1785人とともに減少。単価は4.3%増の16万4243円だった。
企業別でみると、取扱額はジェイティービー(JTB)グループ15社計が8.3%減の336億9720万円で1位。次いで、エイチ・アイ・エス(HIS)が4.9%減の308億9787万円、阪急交通社が18.4%減の134億5881万円となった。
一方、伸び率はi.JTBが23.6%増の19億5822万円で最も伸長。このほか、エアーリンクが16.1%増の28億3744万円、日通旅行が10.3%増の32億6919万円となり、13社が前年を上回った。
なお、国内旅行は6.9%増の2873億3691万円、外国人旅行は57.2%増の83億9119万円となり、合計は2.1%増の4568億6135万円。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
2月単月