ハワイ・オアフ島、ポリネシア・カルチャー・センターにフキラウ・マーケットプレイス」グランドオープン

  • 2015年3月13日

 オアフ島ノースショアにある世界最大のポリネシアのテーマパーク「ポリネシア・カルチャー・センター」のショッピング&ダイニングエリア「フキラウ・マーケットプレイス」が、2015年2月20日にグランドオープンしました。

 1940年代に教会建設の資金集めとしてコミュニティで行ったフキラウ(地引網漁)とルアウ(祝宴)で観光客を惹きつけ、やがてオアフ島各地から人々が集まり、1963年のポリネシア・カルチャー・センターの創立の起源となりました。

 このコミュニティの伝統を引き継ぎ、地元の人も観光客も食事や買い物ができる「フキラウ・マーケットプレイス」をオープンさせました。

 ポリネシア・カルチャー・センターがあるライエは、いまや世界的に知られている「シャカ」サインやスティールギターが誕生した場所。サトウキビ工場で働いていた時にローラーに手をはさんでしまい、親指と小指だけになってしまったハマナ・カリリが通行人や観光客に2本指だけの手を振って挨拶をし、それに2本指で応えたことから「シャカ」サインとして知られるようになりました。

 また、ライエ出身のミュージシャン、ジョセフ・ケククによって、スティールギターが考案されました。フキラウ・マーケットプレイスには、ライエにゆかりの二人の像が建てられました。

 ライエに縁の人々や土地などの名前を冠したショップやレストラン、キオスク、また地元で採れたフルーツや野菜などを使ったレストランやフードワゴンなど約40軒がマーケットプレイス(面積約1.1万平米)に集まりました。

 受賞歴のあるイブニングショー「HA: ブレス・オブ・ライフ」を上演しているパシフィッ ク・シアターに隣接したスペースで、日曜日を除く毎日、10:00~22:00に営業しています。


※「ポリネシア・カルチャー・センター」公式サイト
http://www.polynesia.com/ (英語)


情報提供:ハワイ州観光局 (HTJ)、日本海外ツアーオペレーター協会