阪急交通社グ、11月国内旅行は13.7%減、阪急阪神ビジネストラベルは増加

  • 2015年1月18日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年11月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比13.7%減の135億517万円となった。会社別では阪急阪神ビジネストラベルが5.6%増の3億5899万円と増加したが、阪急交通社は14.1%減の133億331万円、阪神トラベル・インターナショナルは0.7%減の3億18万円と前年を下回った。

 方面別では、阪急交通社は北海道、関東、四国、九州、沖縄方面が好調に推移したが、東海、中国地方方面が伸び悩んだ。一方、阪急阪神ビジネストラベルは企業の出張の取り扱いが堅調に推移し、前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルでは団体旅行がほぼ前年並みに推移し、微減に留まった。

 なお、海外旅行の3社合計の取扱額は26.1%減の152億4652万円。外国人旅行は円安が追い風となり25.5%増の1億4377万円、総取扱額は20.6%減の288億9545万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル