ニュージーランド、12月より「飲酒運転」の制限が厳しく
ニュージーランドでは、去る2014年12月01日より、20歳以上のドライバーに対する飲酒運転の制限が厳しくなりました。
以前は吐く息1リットルあたり400マイクログラムまでのアルコールは許されましたが、これが250マイクログラムまで(血中濃度の場合は100ml中、80mgから50mgに)となっております。
違反者には違反切符が切られ、NZ$200の罰金が科されるとともに、国内免許の場合は50点の減点(2年以内に100点以上の減点により3ヵ月の免停)が課されます。
さらに、従来の制限値であった、吐く息1リットルあたり400マイクログラム以上(血液100ml中、80mg以上)のアルコールが検出された場合にはこれまで通り犯罪となります。
アルコール濃度は、性別、体重、体質、食事の摂取量と内容、飲酒後の経過時間によって大きな差がありますが、大まかな目安としては330mlのビール、100mlのワイン、30mlのスピリッツ(アルコール度数40%)のいずれか2杯程度までを2時間にわたって飲んだ場合は許容範囲内であることが多いようです。
→詳細: Science Media Centre (New Zealand)のサイトより
http://www.sciencemediacentre.co.nz/wp-content/upload/2010/04/SMC-Alcohol-v6.png (英語)
ただし、一般的に日本人は白人に比べてアルコールの処理能力が低いと言われていること、また不案内な土地での運転にはさらに危険を伴うため、旅行者の方の飲酒運転は一切お勧めできません。
なお、20歳未満のドライバーに関しては従来通り、一切の飲酒運転は認められておりません。
いずれにせよ車を運転をされる方は、飲酒を必ずお控えください。
また飲酒運転は絶対に止めましょう。