中部、10月の国際線は1.8%減、外国人2桁増も通過客は2割減
中部国際空港の2014年10月の利用実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比1.8%減の37万7300人となった。4月から6月までは3ヶ月連続で前年比増となったものの、7月以降は前年割れが続いている。このうち日本人旅客は約8%減の23万7500人となったが、外国人旅客は約16%増の12万3500人で2桁増を記録した。
通過旅客は約20%減の1万6300人と大幅に減少。2ヶ月連続で約2割の減少が続いている。中部によれば、明確な理由はわからないものの、10月26日からデルタ航空(DL)のマニラ便が運休するため、利用者が先行して使用路線を変更している可能性が考えられるという。旅客便の発着回数については2.9%増の2498回となった。
なお、国内線の旅客数は0.5%増の47万8094人、旅客便発着回数は1.2%減の4510回だった。詳細は別途掲載の通り(下記関連記事)。