10月の宿泊業倒産は9件、前年と変わらず-負債総額は22.2%増

  • 2014年11月11日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2014年10月の宿泊業倒産件数は前年と同様の9件となった。このうち、震災関連倒産は2件。負債総額は22.2%増の24億4500万円だった。

 10月は山形県天童市のホテルつるやが負債総額5億円で特別清算開始決定を受けたほか、長野県、三重県、愛媛県などで、小規模旅館の営業不振による破産などが発生した。

 なお、旅行業倒産件数は1件増の4件、負債総額は35.4%減の1億600万円だった。