堺市、期間限定で文化財公開、「千利休の街」アピール
堺市や堺観光コンベンション協会などからなる「おいでよ堺21実行委員会」は、11月14日から16日までと21日から24日までの計7日間、「千利休の生まれた街 堺」をテーマに、通常は非公開となっている同市の文化財を特別に公開する。来年3月20日に、千利休屋敷跡の隣接地に新たな観光スポット「さかい利晶の杜」を開設することを受けたもの。
公開する文化財には、有料で拝観できるものと無料で拝観できるものがあり、有料で拝観できるのは、南宗寺、天慶院、徳泉庵、海会寺、大安寺、片桐棲龍堂の6ヶ所。拝観料は1ヶ所につき400円で、小・中学生は200円とする。市内の観光案内所などでは1000円の「共通拝観券」も販売する。發光院、菅原神社、浄得寺、堺市茶室「伸庵」、鉄砲鍛冶屋敷の5ヶ所は無料で拝観できる。
公開時間は各日とも9時30分から16時30分までで、最終受付は16時とする。なお、公開期間中は無料の巡回バスを運行。車内ではボランティアが観光ガイドを務めるという。