関空、1タミ「情報センター」でテレビ電話通訳サービス、中韓語で
関西国際空港は、増加する中国と韓国からの訪日旅行者に向けたサービス強化策として、11月1日から第1ターミナルビル1階の「関西観光情報センター」で、中国語と韓国語によるテレビ電話通訳サービスの提供を開始した。東京を拠点とする翻訳・通訳サービス会社のブリックスが提供するサービスを使用するもの。
関空によれば、同センターには既に中国語または韓国語を話す通訳スタッフを常駐させているが、勤務シフトなどの関係上、一部の時間帯については中国語または韓国語による対応が難しい状況だという。対応可能なスタッフが不在の場合、利用者は設置された1台のタブレット端末を使用して、通訳者および他のスタッフとの3者で会話をおこなう。日本語および英語での案内については、これまでと同様にスタッフが直接対応。今後は状況に応じて、東南アジア諸語などでのサービス提供も検討するという。