JATA、CITMに訪中団派遣、田川会長団長で
日本旅行業協会(JATA)は11月13日から16日、会長の田川博己氏を団長とした「CITM中国国際旅行博覧会訪中団」を派遣する。JATAがCITMに訪中団を派遣することは今回が初めて。
JATAによると、9月に開催されたツーリズムEXPOジャパンには中国の12の省・地域から30名以上の出展者が参加しブースを出展。JATA事務局長の越智良典氏は「中国販売の風向きが変わったと感じた」といい、今後の回復に期待を示した。ツーリズムEXPOジャパン会場では中国の代表団とJATA役員が日中交流促進のための会談もおこなっており、中国側からも「日本人の観光の復活に期待している」との声があがった。
訪中団にはJATA役員、海外旅行推進委員会、訪日旅行推進委員会を中心に50名程度を派遣する予定だ。訪中団はCITMに参加するほか、中方旅行社との夕食会や会談を予定。中国国家旅游局幹部との会談も要望しているという。