秋のフェスに「うまい」てんこもり 福井県小浜市

 福井県小浜市で11月9日まで開かれている「てんこもり小浜フェスタ」のPRに、若狭おばまキララメイツの松尾ひとみさんと伊達冬菜さん、おばま観光局の朝倉昌也さん、市商工観光課の小畑成人さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

 フェスタは今年で3回目。祭、食、文化、体験をテーマに9月7日から週末を中心に46種のイベントを行っている。特に、これからは特産のサバやグジをはじめとした秋の美味しい食材がそろい、食のイベントが連日展開される。

 松尾さんの一押しは焼きサバ寿司。学生時代、小浜に帰省するたびに焼きサバ寿司を友人たちに持って帰ってあげた。「友だちに大好評で、自分でお取り寄せする人もいました」。観光客にも、小浜に来たらぜひ食べてもらいたいと思っている。

 伊達さんは浜焼きサバ。サバ1尾の丸焼きで「調味料など何もつけなくても美味しいんです」。若狭人のソウルフードの一つだとお勧めする。

 朝倉さんは今年初登場したサバおでんを紹介した。脂の乗ったサバのすり身が入ったきんちゃくは絶品だそうだ。

 小浜市は今年夏、舞鶴若狭道が全通し、中京圏や石川、富山などから観光客が増えたという。朝倉さんは「福井市から1時間20分、名古屋からは2時間で来られるようになりました。開通前は通過型観光地になるのを懸念していましたが、逆に4割ほど増えました。小浜に立ち寄ってもらえるよう仕掛けづくりをどんどんしていきたい」と意気込む。

 フェスタでは、数多くの寺がある小浜市内の秘仏めぐり、境内の紅葉ライトアップなども行われる。市公認キャラクターさばトラななちゃんも加わって皆さん「小浜に来てね!」。

 

情報提供:トラベルニュース社