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RCI、15年はボイジャーで日本発着クルーズ3種類、船内で独自イベント開催も

  • 2014年10月9日

 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は2015年4月25日から5月23日まで、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」で日本発着クルーズ3本と、日本発の片道クルーズ1本を実施する。10月1日から販売を開始した。

 コースは、4月25日から5月1日までの済州島・博多・名古屋クルーズと、5月6日から14日までの沖縄(那覇)・台湾(基隆)クルーズ、5月14日から23日までの日本海・ソウル・天津 片道クルーズの3通り。日本海・ソウル・天津クルーズでは室蘭、伏木富山、境港、仁川、天津に寄港する。さらに、5月1日から6日には、JTB旅物語がチャータークルーズとして横浜発東京着「憧れのクルーズ 済州島・長崎6日間」を実施する。

 4月25日出発クルーズで東京発横浜着7日間と、東京発名古屋着6日間、福岡発横浜着5日間を設定。ゴールデンウィーク前半を利用する日程として、ファミリー層にアピールしていく考えだ。また、5月6日出発は東京発横浜着の9日間と神戸発着の7日間を、5月14日出発は横浜発仁川着8日間、横浜発天津着10日間を用意した。

 また、RCIでは4月25日出発と5月6日出発のクルーズで、日本発着クルーズならではのスペシャルイベントを実施。第1弾として、「人気アイスショーの演出&振り付け・坂上美紀先生とのコラボイベント」を決定した。坂上氏は浅田真央選手を始めとしたトップスケーターが出演するアイスショー「ザ・アイス」の演出・振り付けを担当しており、イベントではアイスショーの裏話トークショーなどを予定する。

 ボイジャー・オブ・ザ・シーズは13万7276トンで、乗客定員は3114名。10月から約1ヶ月間、シンガポールで改装工事を実施する予定で、新しい施設や客室カテゴリレストラン、バーなども設置する。

 改装では船上でサーフィン体験ができるプール「フローライダー」や内側客室の壁に80インチの巨大ディスプレイを設置して外の景色や音を流す「バーチャル・バルコニー客室」などを新設。新しいレストラン&バーとして、日本食・寿司レストラン「イズミ」、ステーキハウス「チョップスグリル」、イタリア料理「ジョバンニズテーブル」を新たに設けた。一方、今までのイタリア料理「ポルトフィーノ」はクローズし、「シャンパンバー」は1960年代を意識したバー「アールバー」へと変更。このほか、リピーター会員専用のダイヤモンドラウンジを新設し、船内随所にはデジタルディスプレイを設置。WiFiサービスもリニューアルする。

 なお、RCIのGSAを担当するミキ・ツーリストでは、10月中旬から11月上旬にかけて、全国19都市で商品説明会を実施。今回の日本発着クルーズに加え、RCIやセレブリティクルーズ、アザマラクラブ・クルーズの最新情報を提供する。