JNTO、認定観光案内所の情報を駅周辺案内図に記載、訪日外客に向け

  • 2014年10月7日

 日本政府観光局(JNTO)は9月から、観光庁と日本政府観光局が設置を推進する「JNTO認定外国人観光案内所」の所在地情報を、駅や交番などに設置された周辺案内図「ナビタ」に記載するサービスを開始した。訪日外国人旅行者の受入環境整備に向けたもので、「ナビタ」を制作する名古屋市の表示灯株式会社が全面的に協力する。

 9月にはJR名古屋駅など全国の24駅と、徳島県警察本部および同県内6軒の交番の「ナビタ」において、案内所35軒の情報を記載。所在地に加え、PCやWiFi環境の有無、開所時間や電話番号などの情報も記した。JNTOでは今後、全国365軒に上る案内所の情報記載に向けて取り組む考え。

 なお、表示灯はこれまでに全国約2700駅に約3000台のナビタを設置。近年は自治体施設にも展開を開始し、既に400台以上を設置しているという。昨年12月からは交番にも同様の案内板を設置している。