全国丼連盟、「丼ツーリズム」で地域振興、福井県を初の「聖地」に認定
日本全国の丼料理とともに観光やドライブを楽しむ「丼ツーリズム」を提唱している一般社団法人全国丼連盟(全丼連)はこのほど、ソースかつ丼などの発祥の地として知られる福井県を、日本初の「丼の聖地」として認定したことを発表した。福井県が他の都道府県に先駆けて開始した「福丼県プロジェクト」が、丼ツーリズムの趣旨に合致していることを受けて決定したもの。
全丼連は今年6月に設立された新たな団体で、丼ツーリズムの推進や、丼を通して地域活性に取り組む自治体などの紹介が主な活動。理事長は一般社団法人日本ハンバーグ協会会長の西村俊彦氏が、会長は吉本興業所属芸人の「とにかく明るい安村」さんが務める。事務局は情報サイトの「All About」を運営する株式会社オールアバウト内に置く。
9月29日からはウェブサイト上で、丼ツーリズムや丼料理による地域活性に取り組む自治体の募集を開始。16日には、評価や口コミとともに丼料理の有名店を検索できる「全国丼マップ」もオープンしている。