JATA、環境学習支援助成校決定、22校に114.5万円助成
日本旅行業協会(JATA)は9月17日、2014年度の「JATA環境基金 地球にやさしい環境学習支援助成」の助成校を発表した。小学生が取り組んでいる自然をテーマにした「環境学習」を支援することで、将来の環境保全活動に繋がることをねらって2003年から始めた活動で、これまでに計140校で女性を実施。今年は24校の応募中、22校を対象に決定した。助成金の総額は114万5000円。
助成の対象は、2014年4月1日から2015年3月31日までにおこなわれる、小学校での環境学習活動。活動内容が最も優秀である小学校には上限10万円、その他の小学校には上限5万円を助成する。今年は最優秀校として、大阪府の箕面市立止々呂美小学校を選定。同校ではペットボトルキャップと牛乳キャップの回収やびわの袋かけ、山椒の樽漬け、ゆず・しいたけ栽培、防災キャンプ、炭やき体験、生物学的水質調査をおこなっており、JATAでは地域との繋がりの深さや伝統を活かした内容、環境保全への取り組みなどを評価した。
このほか、宮城県2校、福島県1校、東京都と神奈川県が各5校、新潟県、長野県、岐阜県、滋賀県、兵庫県、和歌山県がそれぞれ1校、広島県から2校を決定した。