エア・カナダ、4部門で旅行会社を表彰、ベストパフォーマンス賞はOTA

  • 2014年8月7日

AC日本支社長ワイス貴代氏  エア・カナダ(AC)は8月6日、「サマーナイト2014」を開催し、2013年度にACの売上に貢献した旅行会社を表彰した。授賞式に先立ち登壇したAC日本支社長のワイス貴代氏は、今年7月1日から羽田/トロント線に新規就航したことから、今夏東京/カナダ線は1日4便になったことをアピール。「日本での販売も増加しており、本社の日本市場に対する期待も大きくなっている」と話すとともに、旅行会社に対して、カナダ以遠の路線も含め、さらなる売上の拡大に協力を求めた。なお、冬期スケジュールでは成田/トロント線は運休となる。

 「サマーナイト2014」にはカナダ大使館広報・教育プロモーション担当官のアラン・シュローダー氏も参加。「『花子とアン』効果でカナダへの日本人旅行者が増えているほか、留学も好調に推移している。これからもさまざまなパートナーと協力して、日本とカナダの相互交流を進めていきたい」と挨拶し、今後の日加関係の発展に期待感を示した。

ベストパフォーマンス賞を受賞したOTA。代表取締役社長の鍵山幸彦氏(右)がAC旅客営業部次長の阪井裕司氏から記念のトロフィーを受け取った  受賞式では、AC便の総売上高第1位に贈られる「ベストパフォーマンス賞」を、オーバーシーズ・トラベル(OTA)が受賞。前年比で売上高の増加率が高かった旅行会社を表彰する「ベストグロース賞」は、レジャー部門が42%増だった読売旅行、コーポレート部門が同142%増だった日揮にそれぞれ贈られた。

 特徴のある商品を造成した旅行会社に贈られる「ベストパイオニア賞」は、人気のウユニ塩湖を含む「素晴らしきペルー・ボリビア大満喫紀行11日間」を造成したジャンボツアーズが受賞。また、ACの露出で貢献度の高かった旅行会社に贈られる「ベストプロモーション賞」は、JTBメディアリテーリング(大阪)が受賞した。