アウンコンサル、アジアで国内観光地の検索数調査-東京と北海道が人気
日本、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポールでSEOなどのマーケティング業務を展開するアウンコンサルティングはこのほど、独自調査の「アジア10カ国における、日本の人気観光地・検索数トップ5」を発表した。韓国、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンにおいて、訪日外客に人気の高い日本の観光地の検索数を集計したもの。北海道、日光、東京、鎌倉、箱根、伊勢、京都、大阪、広島、沖縄の10ヶ所について昨年6月から今年5月まで、現地での表記による検索数を集計した。
調査の結果、東京は中国、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンの5ヶ国で1位を獲得し、韓国、台湾、タイ、シンガポールで2位となった。北海道は台湾、香港、タイ、シンガポールの4ヶ国で1位となったほか、中国で2位となり、ベトナムを除く全てにおいて5位以内にランクインした。韓国では沖縄が1位となった。
同社では、東南アジアなどにおいて日系百貨店などが定期的に北海道物産展を開催した結果、北海道に対する注目度が上昇してきていると指摘。特にシンガポールなどでは北海道の食がブームになっているとし、今後は北海道への訪問客が更に増えるとの見方を示している。