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OHEA、今期は各団体との連携に注力、トレードショー強化も

  • 2014年7月28日

OHEA会長の小杉氏  海外ホテル協会(OHEA)は7月28日、第43期となる2014年度(2014年7月1日~2015年6月30日)の会員総会を開催した。7月1日にOHEA会長に就任した、マリオット・インターナショナル日本支社長の小杉眞弘氏は挨拶で、「日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)や在日外国観光局協議会(ANTOR-JAPAN)、日本旅行業協会(JATA)などの各団体としっかり連絡を取り合い、戦略的な活動をしたい」との考えを表明。具体的にはトレードショーの共同開催などに意欲を示した。

 この日の総会で承認した2014年度活動計画によれば、これまでは年1回のペースで開催してきた旅行関連企業向けのトレードショーは、2回に増やす予定。うち1回については4月中旬に開催することが決定しており、追加分のもう1回については11月中または4月のトレードショーの前後を予定する。開催地は未定。なお、昨年4月に大阪で開催したトレードショーには会員企業22社が参加し、旅行関連企業41社から113名が来場した。

 そのほか今年度は、2回の定例会や勉強会などを開催する。また、過去5年ほど役員会に在籍した小杉氏によれば、「役員会の取り組みが一般の会員企業にうまく見えてこなかった」ことから、今後は同会ウェブサイトの更なる活用や、SNSの活用開始などにより、活動の可視化や拡充をはかる考えだという。