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阪急交通社、夏の海外旅行は前年並み、北米好調

  • 2014年7月6日

 阪急交通社によると、7月1日現在の夏休み(2014年7月13日~8月31日)の海外旅行予約人数は、前年並みとなった。円安や中国・韓国の外交問題などの懸念材料はあるが、遠距離方面が好調に推移。主力の欧州が前年並みを維持しているほか、カナダが前年比50%増、米国も20%増と前年を上回った。羽田線の開設で都心からの利便性が向上したことや、地方空港から羽田経由の旅行者が増えたことが要因との分析だ。

 一方、アジアは中国、韓国が依然として低水準だが、台湾は110%増と大きく伸びた。阪急では中国や韓国、タイなどを旅行先に検討していた客層が台湾を選んだと見ている。