京王プラザホテル、南館2フロアに新客室、7月9日から-10月に新ダイニングも

  • 2014年7月2日

南館の新客室 京王プラザホテルは7月9日、南館の26階、27階を新装オープンし、新しい客室の提供を開始する。同ホテルでは2013年から15年の3年間で合計20億円を費やし、南館客室などのリノベーションをおこなっているところ。すでに7月に、南館の28階から33階にクラブラウンジ「リュクスラウンジ」と、同ラウンジが利用できる高級カテゴリの客室「プラザリュクス」120室をオープン。本館南館全1436室で無料WiFiが利用できるようにした。

 今回リニューアルオープンする2フロアでは、「スーペリア」28室と「コーナーデラックス」6室、合計34室を提供する。客室は南館全館としての統一感を考慮し、デザインのモチーフなどをプラザリュクスと揃えた。部屋はグレーの木目調を基調としており、オレンジやグリーンをアクセントとして配した。ベッドは米国シモンズ社製を利用する。宿泊料金は、スーペリアの1室1名利用で3万6000円、2名利用で3万9000円。コーナーデラックスは1室1名利用で4万8000円、2名利用で5万1000円とした。

10月に開業するオールデイダイニング「樹林」 また、8月1日から本館2階のコーヒーハウス「樹林」の改装を開始。約5億7000万円を費やし、10月30日にオールデイダイニングとしてリニューアルオープンする。店内にはオープンキッチンやブッフェカウンターを新設。スイーツブッフェなど新メニューも提供する。可動式の仕切りを導入することで、小グループにも対応していく。

 席数は現在の207席から29席減らし、最大で178席とする。売上目標は現在から1億円増の年間8億円。予約は10月1日から受け付ける。なお、工事期間中は45階のラウンジでコーヒーハウス「樹林」として営業する。