セカイメニュー、飲食店メニュー多言語化サービスを開始、モバイル活用
飲食店などのメニュー多言語化サービスをおこなうセカイメニューはこのほど、外国人旅行者のスマートフォン上に翻訳された飲食メニューを表示し、そのまま注文できるようにするサービス「セカイメニュー」の提供を開始した。訪日外国人旅行の増加によりニーズが高まる、飲食店や宿泊施設における多言語対応をサポートするもの。今年4月には、販売代理店が有料でサービスの導入を支援する「サポートプラン」の試験的運用を開始したが、今回の正式なサービス提供開始にあたり無料の「セルフプラン」を追加する。
セルフプランでは、同サービスを利用したい店舗が、ウェブ上で店舗情報やメニュー、画像を登録。発行されるQRコードを印刷してテーブルなどに設置することで、無料で多言語メニューの提供を開始できる。外国人観光客はスマートフォンでQRコードを読み取ることで、画面上にメニューを希望する言語で表示することが可能になる。導入の際、店舗側はAndroid2.2以上のOSが搭載された端末1台と、インターネット環境が必要になる。iOSには対応していない。
なお、同サービスを無料で使用する場合、料理名などの翻訳は店舗側でおこなう必要がある。翻訳の外注を希望する店舗に対しては、今年8月以降、同社ウェブサイト上で提携企業に外注できるようにする予定。