日本旅行業協会（JATA）はこのほど、今年で9回目となる「JATAツーリズム大賞2014」の詳細を発表した。これは、デスティネーションのプロモーションや開発などの旅行需要の喚起に年間を通じて貢献した企業や団体から、貢献度の高い企業や団体を表彰し、よりいっそうの需要喚起をはかるもの。発表と表彰は9月26日の「ツーリズムEXPOジャパン2014」開会式会場で実施する。

　今年は「観光局・大使館部門」「運輸部門」「国内・訪日旅行部門」「パブリシティ部門」の4部門を設定。観光局・大使館部門と国内・訪日旅行部門は優秀賞を数点、運輸部門とパブリシティ部門は優秀賞1団体を表彰する。さらに、優秀賞のうち最も貢献度が高かった企業や団体を「JATAツーリズム大賞最優秀賞」に選出する。

　選考対象は2013年7月から2014年6月末までの1年間。JATA海外旅行推進部、国内・訪日旅行推進部、ツーリズム大賞事務局で各部門の候補を選定した後、JATA会員のウェブ投票による選考を実施。締切は7月11日とした。投票で各部門の候補TOP5を絞り込んだ後、実行委員会委員による最終選考を8月中旬ごろおこなうという。