第2種の山形E旅、出羽三山「奥参り」テーマに着地型旅行を設定

  • 2014年6月10日

 山形県の第2種旅行業の山形E旅は、このほど出羽三山神社を訪問する着地型旅行として「東の奥参り 出羽三山神社鏡池特別池中奉鏡」ツアーを発売した。山形県や山形市、鶴岡市などの行政と出羽三山神社、JTB東北などが共同でプロジェクトを組み、実現したもの。

 ツアーでは、山伏の案内で羽黒山を出発し、出羽三山神社の鏡池に鏡を奉納する「鏡池特別池中納鏡」を実施。山形E旅によると、同神社の協力を得て数百年ぶりに実現した神事だという。さらに、出羽三山神社三神合祭殿の昇殿参拝や、斎館での特別精進料理昼食を提供。参加者には、鏡池より出土した銅鏡を模造した鏡や、書道家の栗田未来さんデザインの御朱印帳などをプレゼントする。

 催行期間は6月1日から10月31日までの毎日で、最少催行人員は1名、募集人員は1回40名。参加費用は1名7800円で、旅行会社による送客手数料は15%。団体プランでの利用や個人送客にも対応する。