フォトニュース:ジェットアジア、関係者向けに成田で見学会開催
ジェットアジアエアウェイズ(JF)はこのほど、成田国際空港で関係者向け見学会を実施し、機内設備やチェックインカウンター、出発までの行程などを公開した。JFは2009年にタイで設立された新興の航空会社で、2012年にエイチ・アイ・エス(HIS)と成田/バンコク間のチャーター運航を開始。2013年11月からは週2便を定期チャーターで運航している。その後は、12月にギャランツアーを日本地区総代理店(GSA)に指名し、1月には週3便への増便を実施した。
JF日本支社長を務める末政順一氏は弊誌の取材に対し、現在は今年8月以降の定期便化をめざし、政府への認可申請準備を進めていると説明。認可が得られた場合は成田/バンコク線を週4便で運航する予定で、「認可がおりれば、その後は値段の対応がしやすくなる。そのことを足がかりに、日本発航空券の販売を増やしていきたい」と意気込みを語った。
この日公開されたボーイングB767型機はエコノミークラスのみで、2-3-2配列の235席。これまでの運航便については、ほぼすべての座席がタイからのインバウンド旅客で占められていたが、この日の成田発便では日本での手配による約25人が搭乗したという。末政氏は今後の日本発の旅客増に向けて「便数は需要さえあればどんどん増やしたい」と意欲を示すとともに、日本発着便については基本的に、日本語を話せる客室乗務員や日本人の機長または副機長を搭乗させる考えを明らかにした。
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