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トップツアー、13年度取扱額1.9%減、海外減も国内訪日でカバー

  • 2014年5月15日

 トップツアーの2013年度(2013年4月1日~2014年3月30日)の販売概況で、海外旅行、国内旅行、外国人旅行、その他を合計した総取扱額は前年比1.9%減の1135億8222万円となった。このうち海外は9.0%減の292億958万円と苦戦したものの、国内旅行が0.4%増の785億4240万円と堅調で、さらに外国人旅行が7.5%増の45億5691万円と好調に推移した。

 3月単月では、海外旅行が2.0%減の29億9619万円と前年並みに回復したほか、国内旅行は19.0%増の57億5390万円と大幅に増加。外国人旅行も2.7%増の5億4487万円と伸び、総取扱額は11.1%増の95億673万円で2桁増となった。

 海外旅行の営業実績としては、団体旅行は一般団体が0.7%減、教育旅行が10.7%減で合計は5.2%減。個人旅行はSIT向けの「トップツアープラス」で設定した新商品が好調であったが、合計では13.3%減。その他個人旅行は8.6%増となった。

 海外旅行の取扱人数は全体で16.4%減。団体旅行は16.7%減と苦戦したが、方面別では香港が622.7%増、北米が32.8%増、シンガポールが30.2%増、韓国が19.9%増、欧州・ロシアが9.2%増と増加。企画商品は全体が27.0%減と大きく前年を割り込んだが、中国は180.0%増、台湾は61.2%増とプラスであった。

 このほか、国内旅行では一般団体が17.4%増、教育団体が7.9%増、団体合計も14.1%増。個人旅行も企画商品が16.6%増、その他個人旅行が29.3%増と好調であった。