JAL・ANA、13年度の国際線旅客は1.9%増、利用率は微減、75.3%に
▽3月単月、旅客数はJLが0.3%減、NHは3.0%増-利用率はJL増もNH減に
3月単月の実績では、2社合計の旅客数は1.2%増の124万3507人と増加。ASKは4.3%増、RPKも4.5%増となり、利用率は0.2ポイント増の77.5%だった。
会社別では、旅客数はJLは0.3%減と減少するも、NHは3.0%増と増加。ASKはJLが0.1%増、NHは9.3%増、RPKはJLが2.0%増、NHが7.7%増となり、NHの伸び率が高くなった。利用率はJLは1.5ポイント増の80.5%と増加したが、NHは1.1ポイント減の74.3%と減少した。
方面別では、JLは旅客数で太平洋線、欧州線、オセアニア線、グアム線、中国線で前年を上回った。利用率は13年度と同様、グアムが87.3%とトップ。その他、中国の66.1%を除き、全方面で75%を上回った。
NHは北米・ホノルル線は18.3%増と2桁増となったが、欧州は5.7%減と前年割れ。アジアは0.2%減と微減に留まった。利用率は、北米・ホノルルは1.5ポイント減の76.0%、欧州は3.2ポイント増の77.0%、アジアは2.8ポイント減の71.5%だった。