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日系LCC3社のGW、ピーチが利用率85%超え-3社とも間際好調

  • 2014年5月8日

 ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)がこのほど発表したゴールデンウィーク(2013年4月25日~5月6日)の利用実績で、MMの利用率が国際線85.1%、国内線86.1%と85%を超える結果となった。GKは国内線のみの運航で75.7%と堅調だった。JWは国際線は80.8%と8割超えとなったが、国内線は64.9%に留まった。

 4月18日発表の予約状況との比較では、各社とも利用率が大幅に改善しており、間際需要を順調に取りこんだことで利用率は10ポイント以上増加。国際線ではJWが1881人増の10.9ポイント増、MMが1407人増の3.3ポイント増となった。

 一方、国内線ではGKが3万8229人増の23.2ポイント増となった。GKによると5月3日からの4連休が近づくにつれ間際予約が急増する傾向にあり、5月に入ってからも動きがあったという。一方、JWも22.2ポイント増と増加。今年は前半は土日の2連休だったため乗客が分散したが、5月3日から6日の4連休では多くの乗客を集めた。MMは4便欠航があったこともあり、16.2ポイント増となった。

 ピーク日を見ると、国際線のピーク日は、MMで日本発が4月27日(利用率:92.1%)、日本着が5月6日(91.1%)。JWは成田発が5月3日(98.6%)、成田着が5月6日(99.4%)となった。

 国内線ではMMが関空、那覇発が5月2日(91.1%)、関空、那覇着が5月6日(91.0%)。GKは成田、関空、中部発が5月3日(86.4%)、成田、関空、中部着が5月5日(88.8%)。JWは成田発が5月3日(97.5%)、成田着が5月6日(99.2%)だった。