ANAHD、通期業績予想を上方修正-純利は30億円増加見込む
ANAホールディングスは4月25日、2014年3月期(2013年4月1日~14年3月31日)の通期業績予想を上方修正した。売上高は210億円増の1兆6010億円、営業利益は50億円増の650億円、経常利益は120億円増の420億円、純利益は30億増の180億円を見込む。
同社は2013年10月、期初に発表した連結予想の全項目を下方修正。収入面、費用面ともに厳しい状況が続くとの見込みを示していた。今回は前回発表予想よりも航空事業で国際線旅客が好調に推移したことなどを理由に上方修正。経常利益については航空機及び部品の除売却損益の改善などを増加の理由とした。
なお、期初発表の数値と比べると、売上高は90億円減、営業利益は450億円減、経常利益は380億円減、純利益は270億円減となっている。