中部、13年度国際線旅客数は0.5%減、発着回数は0.1%増
中部国際空港の2013年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の実績で、国際線旅客数は前年比0.5%減の446万8120人となった。月別の推移を見ると、上期は0%から8%の減少が続き、累計では4%減の225万3903人と落ち込んだものの、下期は3月を除いて2%から8%増となり、累計では3%増の221万4217人となった。
下期の回復傾向は、前年度後半に尖閣諸島問題の影響で旅客数が低迷していた反動もあってのもの。同空港の広報によると、現在では中国からのインバウンド需要にも回復の兆しが見られるという。
国際線旅客便の発着回数は、通年で0.1%増の2万9049回となった。こちらも上期は1%減の1万4811回と落ち込んだが、下期は11月以降すべての月で2%増を維持し、累計では1%増の1万4238回となった。
3月単月では、旅客数は3%減の41万5100人、発着回数は2%増の2461回だった。
なお、国内線の13年度の旅客数は14%増の540万4098人、旅客便発着回数が11%増の5万5994回。3月単月では旅客数が16%増の48万3799人、発着回数が11%増の4690回だった。
※2014年2月と3月は速報値