消費増税も前向きに 日旅スクラム会が総会
日本旅行と提携する旅行会社で組織する日旅西日本スクラム会(下平晃寿会長=ライオンズ旅行企画、35会員)はこのほど、大阪市北区の大阪弥生会館で第12回総会を開いた。
下平会長は、人間万事塞翁が馬の故事を紹介し「いい時や悪い時もあるが、何が幸いするかわからない。4月から消費税率が変わり、旅行需要の伸びが懸念されている。3%から5%になったときのように、すぐ慣れる。前向きに捉えたい。年商が400万円と1千万円の人の違いは1千万円の人は人生の目標を立て、常に目的を持って行動し愚痴を言わないそうだ。我々も高い目標と目的を持って日本旅行とガッチリとスクラムを組んで全員が潤うよう頑張りたい」と語った。
日本旅行の菊池憲一常務取締役執行役員西日本営業本部長は、同社の販売額が対前年比103%と好調で、昨年から始まった新中期経営計画「アクティブ2016」の取り組みが功を奏したと報告。「今年が正念場。西日本は企画商品なくして考えられない。より皆さんに販売していただける商品づくりに努力したい」と話した。
日本旅行営業企画本部の野口和也提携販売部長もアクティブ2016の3つのメーンテーマである(1)ビジネスモデルの転換(2)人材の活性化(3)事業基盤の強化を紹介。なかでもビジネスモデルの転換については教育旅行やMICE、インバウンド、インターネット販売などの実績を紹介した。
今年度事業については日本旅行本社および西日本営業本部が企画する各種キャンペーンの実施、提販エクストラネットによる諸情報の発信と掲載、各種営業支援、社内外研修・会議への参加、各地区における商品説明会の開催などに取り組むことを決めた。
情報提供:トラベルニュース社