春夏は四国が"旬" JTBが送客CP(1) 「国内旅行企画の初仕事」

 JTBは4月1日-9月30日の6カ月間、グループを挙げて四国へ集中送客する「日本の旬・四国キャンペーン」を実施する。キャッチフレーズは「はるなつ巡り、しこくるり」。

 キャンペーンに先駆けて2月27日、大阪市北区のヒルトン大阪で日本の旬・四国キックオフミーティングを開き、各支店の支店長や商品企画担当者ら約300人が出席した。

 冒頭、JTBの国内商品事業部の宇田川雄彦事業部長が開会宣言。「この4月から新会社としてJTB国内旅行企画が誕生する。その新会社の初めての仕事が日本の旬・四国キャンペーンだ。キャンペーンの成功には国交省をはじめ、地元自治体、宿泊施設、観光施設、運輸機関の協力が不可欠。今日お集まりの皆さんの力を思う存分発揮して、成功に導いてほしい」と呼びかけた。

 続いてJTBグループ本社の取締役旅行事業統括の大谷恭久国内商品事業部長があいさつ。大谷事業部長は集客目標を達成することの重要性を語った上で「日本の旬で取り組んだ仕組みを将来的に残すことを目的にしたい」と述べ、「四国にとっての2014年は、瀬戸内海国立公園制定80周年、四国八十八カ所霊場開創1200年などがある節目の年。この機会を利用して四国への増売を図りたい」と話した。

 さらに4月からJTB国内旅行企画の社長に就任予定の大谷事業部長は、新会社は売上高で約3千億円、社員数約1千人という国内最大規模の商品企画会社になると紹介。「インバウンドや交流文化事業で、国内旅行市場をさらに拡大させたい。国内旅行の増売・成長で皆さんとの関係を強化したい」と、新会社への支援と協力を求めた。


情報提供:トラベルニュース社