燃油サーチャージ、HAとUAは値上げ、CIとSUは継続
ユナイテッド航空(UA)、ハワイアン航空(HA)、チャイナエアライン(CI)、アエロフロート・ロシア航空(SU)はこのほど、2014年4月1日から5月31日発券分の燃油サーチャージを発表した。
UAは日本発運賃の燃油サーチャージを値上げ。例えば米国本土と中南米線では片道2万3500円から2万5000円に、ホノルル線は1万5000円から1万6000円に改定する。
また、HAも日本/ハワイ、米国本土間について、日本発の燃油サーチャージを値上げ。片道ごとの設定額は、日本発の場合ハワイが1000円増の1万6000円、米国本土が1500円増の2万5000円。ハワイ、米国本土発については現行と同様で、ハワイが189米ドル、米国本土が296米ドルとした。
一方、CIとSUは今までの設定を継続。CIは例えば関空以東と台湾間は現行どおり6000円とした。なお、航空保険、保安費超過負担料は、香港発着路線とマンダリン航空(AE)運航路線を除き、片道ごとに300円を徴収する。SUも日本発着国際線において、現行どおり東京/モスクワ、サンプトペテルブルク間は片道2万円、東京/ヨーロッパ間は直行便、接続便ともに2万1000円とした。
UA、CIの燃油サーチャージの詳細は以下の通り。
▽UA燃油サーチャージ
(方面:改定後/改定前)
米国本土:2万5000円/2万3500円
中南米:2万5000円/2万3500円
ホノルル:1万6000円/1万5000円
シンガポール:1万3000円/1万1500円
グアム、サイパン、ロタ、パラオ:8000円/7000円
その他ミクロネシア、マニラ:1万2000円/1万500円
ケアンズ:1万6000円/1万5000円
ソウル:2500円/2200円
▽CI、燃油サーチャージ
(方面:燃油サーチャージ)
成田、羽田、新千歳、静岡、中部、富山、関空-台湾:6000円
広島、高松、福岡、宮崎、鹿児島-台湾:4500円
那覇-台湾:2800円
成田-ホノルル:1万5000円
関空-ニューヨーク:2万5000円
台北-高雄※:500円
台北-香港※:2000円
台北以遠東南アジア、中国大陸短距離区間一区間あたり※:2000円
台北以遠東南アジア長距離区間一区間あたり※:5300円
台北以遠、北米、ヨーロッパ、オセアニア、インド路線一区間あたり※:2万円
※日本国内発券分
・AE
日本-台湾:3100円