ANAセとリクルート、新会社「ANAじゃらんパック」-14年夏から
ANAセールスとリクルートホールディングスは2月7日、国内旅行サービスを提供する新会社「ANAじゃらんパック」を共同出資で設立した。今年夏から国内ダイナミックパッケージ(DP)「ANAじゃらんパック」の販売を開始する。新会社設立により、取扱人数を5年後までに100万人まで拡大する目標を設定。DP参加宿泊施設数も早期に1万施設以上に増やしたい考えだ。
両社は2011年4月から業務提携を実施し、国内DP「ANAじゃらんツアー」を企画販売してきた。今回、更なる国内DPの仕入、販売強化と、新規旅行需要の創出をめざし新会社を設立。ブランド名も「ANAじゃらんパック」に変更する。
新会社では、ANAセールスが提供する全日空(NH)の航空券と、リクルートが契約する約2万軒の宿泊施設を組み合わせ、国内DPを企画。リクルートホールディングスによると、今まではANAセールスが仕入、造成するものをじゃらんnetで販売していたが、今回新会社で仕入、造成をおこなうため、DPに参画する際、宿泊施設の契約が簡素化するというメリットがあるという。
新会社の資本金は9000万円、出資総額は5億円。出資比率は各社50%ずつで、代表者は双方から、役員もそれぞれ3名ずつ派遣する。従業員数は6名とした。