ユナイテッド航空、米大陸横断路線「p.s」のB757−200の改修完了

  • 2013年12月11日

 ユナイテッド航空(UA)は12月2日、米大陸横断路線「p.s.(プレミアムサービス)」で運航するボーイングB757−200型機全15機の改修を完了した。

 改修した機材は、ユナイテッド・ビジネスファーストが28席、ユナイテッド・エコノミープラスが42席、ユナイテッド・エコノミーが72席。ユナイテッド・ビジネスファーストでは、フルフラット時に最大約190センチメートルになるフルフラットベッドシートを導入。ユナイテッド・エコノミープラスでは、座席の足元の空間を以前よりも約5センチ拡大した。

 また、全席に電源とUSBポートを設置。機内Wi-Fiや、オンデマンド型エンターテイメントシステムで数百本の映画やテレビ番組、様々なエンターテイメントオプションなどを提供する。また、UAのマスター・ソムリエ兼マスター・オブ・ワインのダグ・フロスト氏厳選のワイン・セレクションも用意し、ユナイテッド・エコノミーではプレミアム・ワインのハーフボトルも販売。このほか、全便のユナイテッド・ビジネスファーストでコース料理を提供する。

 なお、UAによると、今回の改修でニューヨークJHK国際空港とサンフランシスコ国際空港、ロサンゼルス国際空港の間の全フライトにプレミアム・キャビンとフルフラットベッドシートの搭載を完了しており、こうした取り組みはUAが初めて。同社では全便で機内の快適性と利便性拡大をはかるための取り組みをおこなっており、今回の機材改修もその一環だという。