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名鉄観光、14年度重点送客地はASEAN、韓国、香港-10万人目標に

  • 2013年11月14日

 名鉄観光サービスは2014年度(2014年1月~12月)の海外重点送客地として、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、カンボジア、フィリピン、インドネシア、ミャンマー、ラオス、ブルネイのASEAN10ヶ国と韓国、香港を設定した。全方面計で約10万人を送客する目標だ。

 同社によると、ASEAN10ヶ国は日中間の国交問題などで中国への渡航が減少していることをうけ、他地域で減少をカバーするための手段として設定。一方、韓国は、現地オペレーターの受注センターを活用し詳細な現地情報を素早く収集、共有しており、全社的な販売体制も整っていることから、重点送客地とした。名鉄観光サービスでは2013年1月から3月にかけて、韓国観光公社(KTO)と名鉄観光ツアーオペレーター(MTO)会の協力の下、社員100名に対し韓国現地での研修を実施しており、その経験を成果へと結びつけていきたい考えだ。

 また、香港は同社が提携している香港百勝旅運との合弁会社「百勝旅運」の東京、名古屋、大阪の事務所を積極的に活用し、販売を強化していく考え。MICE関連の団体の獲得をはかるとともに、個人のリクエストにより応えられるような商品を造成したいとした。