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ミャンマー、成田路線が自由化、以遠権も

  • 2013年10月28日

 日本とミャンマーの航空当局間協議が10月22日から24日にかけてヤンゴンで開催され、成田路線を含むオープンスカイで合意した。首都圏空港を含めたオープンスカイで合意した国・地域は26ヶ国・地域目。

 今回の合意で成田/ミャンマー間について相互に自由化したほか、首都圏以外の空港については日本とミャンマーだけでなく、第三国への旅客と貨物の輸送も自由化した。また、運航の柔軟性を確保するため、第三国の企業との共同運航を含めたコードシェアの枠組みを設定した。

 なお、日本/ミャンマー間は現時点で全日空(NH)が成田/ヤンゴン線を週7便で就航するのみだが、両国間の人的交流は急拡大しているところ。特にミャンマーへの日本人訪問者数は、2008年が1万6000人であったところから2012年には5万5000人にまで増加したという。こうした状況の中で、NH以外にもミャンマー国際航空(8M)がチャーター便の運航を計画するなど、アクセス拡充の動きが見え始めている。