ガルーダ、山梨県と相互協力の覚書締結、双方向の需要増に期待

  • 2013年10月24日

 ガルーダ・インドネシア航空(GA)はこのほど、山梨県と相互協力について覚書を締結した。GAと山梨県は今年度、学術や文化、スポーツ、観光、地場産品の分野で観光需要喚起のプログラムを展開しており、今回の覚書はこの取り組みの正式な協定という。

 調印式はマンダリン・オリエンタル・ジャカルタで開催され、在インドネシア日本国大使館の島田順二氏、山梨県知事の横内正明氏、GAサービス担当副社長のファイク・ファーミ氏、日本・韓国・アメリカ地区総代表のリスナンディ・サエプラハマン氏が出席。

 横内氏は、「富士山に代表される自然や、桃やブドウなどフルーツをはじめとする山梨県の魅力をガルーダ・インドネシア航空と協力して、今後もインドネシアの皆様へ伝えていきたい」とコメント。

 また、ファーミ氏も「インドネシアは経済成長に伴い海外旅行者が増加しており、その中でも日本は人気の旅行先」とした上で、「今後はインドネシアからの訪日観光だけでなく、山梨県の方にもより多くインドネシアを訪れていただき、双方向での観光需要の喚起につながることを期待している」と語った。

 なお、調印式後には、インドネシア国内のローソン63店舗で8月から9月にかけて実施していた「ローソンで買って、ガルーダ航空に乗って、富士山に行こう」キャンペーンで、山梨旅行の当選者となった3名への賞品授与式もおこなった。